蒼樹のＴＲＰＧ＆いちいちＲＯ日記ＥＸ

　コンシューマーゲーム『真・女神転生』の世界観で遊ぶＴＲＰＧの第５作目（で良かったはず）。

　現代に蘇った悪魔との戦いとそれが起こす事件の解決が目的のゲームです。

　世界観はどのシリーズという訳ではなくごちゃまぜになっているのが本作の特徴。

　・・・とはいえ、原作のどれかの作品をモチーフにとってもやはり楽しいものです。
　なので、原作の後半『大破壊後』を舞台にいて遊んだりもできますし、『Ⅱ』の舞台の『ＴＯＫＹＯミレニアム』で遊んだりも出来ます。（ボルテクス界は前作の『真・女神転生ⅢＴＲＰＧ』にお任せな感じですが・・・）

　原作を知らなくても現代伝奇物として楽しめるかなと思います。

　ＰＣは１～３のクラスを持つ人間または悪魔としてゲームをします。（クラスは多すぎるので、割愛）

　まだまだサプリも出続ける感じで頑張ってます。ところで『ペルソナ』のルールはどうなったのでしょう？ｗ

　ここ１年以上ＧＭでキャンペーンを続けている作品。・・・たまにはＰＬもしたいです（苦笑）

　ファンタジー世界を舞台としたオーソドックスなＴＲＰＧ。
　但し、ギルドシステム（ＰＴ全体に効果の有るスキル等を取得できる）等ＭＭＯテイストを盛り込んだというのは、デザイナーの弁で有るが・・・、正直名前を借りてきているにすぎないと思う。ギルドスキル自体は面白いアイデアだと思うし、役にも立つのは確かなのですが・・・

　初心者にも分かりやすいルールが特徴。

　ウォーリア・アコライト・メイジ・シーフの４つのメインクラスと
　サムライ・モンク・バード・サモナー・レンジャー・アルケミスト・ガンスリンガー・ダンサー・セージ・ニンジャ・ヒーラー・シャーマン・グラディエーター・バイキングの１４のサポートクラスを
　組み合わせてキャラクターは作成される。なお、ウォーリア／ウォーリアやシーフ／メイジ等のようにメインクラスをサポートクラスとして組み合わせることもできる。

　イメージで作ってもそこそこ使えるキャラができるため、初心者にもお奨め。
　また、それでいてコンボを研究することによってより強くもなれるため、ディープなＴＲＰＧファンも満足できる。

　サポートクラスは割りと自由にクラスチェンジを行うことができる。反面メインクラスは１０レベルを以上になったときに上級クラスにクラスチェンジすることができるのみである。（メインクラスごとに２種類ずつ用意されている）また、サポートクラスにも上級クラス（ドラグーン・テイマー）が有るが、こちらは１０レベル以上にならないとクラスチェンジできない、ということ以外制限は無い。

　意欲的にサプリメントが発売されており、サポート体制は抜群ですが・・・、反面それはデータ量の増加を意味する。初心者を置いていかないように時折データをまとめ直したサプリメントが発売されるが・・・、それはそれで商売としてどうなのか？という側面も有る。何にせよ今後も期待のＴＲＰＧである。

　最近『中の人』が一番プレイしているＴＲＰＧの１つ。